東京のある選挙区の区割りのニュースを見た。
番地で、区割りが変更になるという。
人口の問題もからんでいるようだ。
ただ、同じ町に住む住民の代表を選択するのに、これでは、何かおかしいと思う。
同様のことが、小学校区の見直しでも起こっている。
孫の通う学校は、つい最近、区割りが変わり、同じマンションの子供たちが、
二つの学校に分断されている。
どうせ、分けざるを得ないのなら、一つのマンションの子供たちは、
一斉に、転向も含めて、はっきりさせた方がよかったと思う。
また、市では、まちづくりに取り組んでいるが、
小学校区単位で行っているため、
先の選挙の区割りと同じように、同じ町に住む住人が別の町に編入され、
これでは、まちづくりにも影響が出てくる。
事実、小学校区が変わっても、経過措置なる中途半端な施策で、
子どもたちは、別々に通っている現状では、どちらのまちづくりの情報すら、目にすることがない。
これらを見てくると、単に、人数で、区割りや学区を決めているだけという、非常に安易な施策のように思う。
人口減が、すべての引き金ではあるが、全国、どこにでも起こることであり、
ますます、日本全体がおかしくなっていくのではないだろうか。
こうなれば、人の住む地区というものを整理し、バラバラに存在している現状を集約するような施策を、長期的な見地で取り組んでいく必要があるように思う。
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