少年H

 水谷豊、伊藤蘭夫婦が、夫婦役で出演した、「少年H」を録画していたので、視聴した。

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 昭和初期の神戸が舞台になっていた。

 神戸は、現役時代に生活していたところなので、懐かしく、私が、まだ、生まれていなかった19421年から物語は始まった。

 洋服仕立て職人の父・盛夫(水谷豊)とキリスト教徒の母・敏子(伊藤蘭)の間に生まれた肇(吉岡竜輝)が、胸にイニシャル「H」が入ったセーターを着ていることからエッチというあだ名が付いていた。

 好奇心旺盛で曲がったことが嫌いな肇だったが、オペラ音楽について指南してくれた近所の青年が特別高等警察に逮捕されるなど、第2次世界大戦の開戦を機に、彼らの生活には暗い影が忍び寄ってきていた。

 父、盛夫がスパイ容疑で捕まったり、学校で行われる軍事教練や、妹の疎開といった戦中の出来事が、生々しく描かれていた。

 特に、1945年の神戸空襲で、爆弾が、まるで花火のように見えたことは、ショックであったと共に、当時は、それが現実であったことを思い知らされた。

 最後に、少年Hが独り立ちするため、好きな絵心を活かして、壁一面に、描いていた、フェニックス(不死鳥)が印象深く映った。

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