NHK朝ドラ、ごちそうさん 第一週 「いちご一会」

 第一週は、「いちご一会」というタイトルで、当時珍しかったイチゴにまつわるものであった。

 明治44年。東京の洋食屋の娘・卯野め以子(豊嶋花)は小学一年生で、腕のいい料理人の父・大五(原田泰造)、しっかりものの母・イク(財前直 見)、優しい祖母・トラ(吉行和子)の元で育った食いしん坊で、大五のオムレツとトラのぬか漬けが大好物だった。

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 ある日、め以子は、寺のお供えの赤い食べ物を こっそり口にして叱られるが、その味が忘れられない。後日イチゴという果実だと知り、トラにも食べさせたいと思う。

 このイチゴをめぐって展開していくが、父、大五の洋食屋が、気取っているだ けの店だと新聞に酷評され、源太(屋島昂太)ら同級生にからかわれるが、汚名をそそごうと同級生を招くと、本格的な洋食よりも素朴なオムレツやケチャップラ イスに「うまい!」と笑顔になる。

 彼らが、オムレツとケチャップライスを混ぜて食べて、美味しいといったところから、オムレットライスの誕生もあった。

 病気になった祖母とらのために、イチゴを手に入れようと走り回るが、そんなところから、「ご馳走(ちそう)さま」という言葉に込められた深い意味を教わった。それ は、客をもてなすために馬を走らせ、食材を手に入れて心をこめて作った食事への感謝の気持ちが、「ごちそうさま」であった。私自身も、初めて、ごちそうさまの意味を知ることができた。

 このドラマを見ていて、め以子の食欲の旺盛さ、同じ、小学一年生のである、少食な私の孫に、爪の垢のひとつでも舐めさせたいと思った。



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