第二次世界大戦時に実際にあったというヒトラー暗殺計画を扱った映画であった。主演は、トム・クルーズで、戦地で左目を負傷した将校・シュタウフェンベルク大佐を演じていた。
ヒトラー暗殺計画はいくつかあったようだが、この映画では、“ワルキューレ作戦”というクーデターを狙った作戦として利用されていた。ただ、“ワルキューレ作戦”は、元々、反乱軍鎮圧用に作られたものとのこと。
ヒトラーの独裁政権に屈する者と世界を変えようとする者、そして両者の裏で陰謀をたくらむ者が、戦争の混乱の中で繰り広げる駆け引きを描いていて、大変スリリングであった。
クーデターを計画したシュタウフェンベルク大佐が家族の無事を気遣いながら連絡がとれない所に、戦時の大変さが描かれていたと思った。
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